ボードレール語録

「悪」印象が強いけれど、決してそれどころではないボードレールの魅力を広めたい一心で。

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    Fusées 火箭・1
    「火箭・1」アップデート
     『ボードレール全集』を読んで見付かったバグ(クリティカルなものを含む)をフィクスしました。
    続きを読む >>
    | その他(日記、お手紙等) | 18:52 | comments(1) | trackbacks(0) |
    赤裸の心
     人の一生のほとんどは、全く下らない好奇心に費されている。逆に、もっと人の好奇心をそそってもいいのに、世の一般生活を観察してみても、全然惹いていないものがある。

     私達の死んだ友人はどこにいるのか?
     何故に私達はここにいるのか?
     私達はどこから来たのか?
     自由とは何か?
     自由は神の法則と一致することが出来るか?
     魂の数は有限なのか無限なのか?
     住居し得る土地の数は?
     等、等…。



    | その他(日記、お手紙等) | 10:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
    赤裸の心・113
    重要なノート。
    毎日、義務と深慮とが命ずるところをなせ。
     お前がもし、毎日の仕事をするならば、人生はもっと堪え易いものになるだろう。二日間休みなく仕事をしろ。

     主題を見出だすための、「汝自身をしれ」(私の趣味の表示)

     常に詩人であれ、散文に於いてさえ。

     立派なスタイル(常套句ほど美しいものはない)
     まず始めろ。それから理論や分析を用いることだ。どんな仮説も結論に向う。
    毎日の熱中の対象を発見すること。


    (河上徹太郎・『ボードレール全集・5』・河出書房)
    | その他(日記、お手紙等) | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
    戯曲・「ドン・ジュアンの最後」(遺稿断片)
    ドン・ジュアンは、町の中や田野を、家来と共に散歩する。彼は気兼ねをなくして、死ぬほどの退屈さや、仕事とか新しい享楽とかを見つけることがどうしても出来ない苦労に就いて語る。彼は、時々自分よりも賤しい者共の天真爛漫な幸福を羨むことさえあると告白する。あのブールジョワも、彼等同様愚昧で卑俗な女房共と暮しながら、苦しんだり、幸福になったりするだけの情熱を持っているのだ。あの船頭共も、まずいものを喰い、無知で、ひどい服を着て疲れながらも羨望に値する。何となれば、享楽を興えるものは物のよしあしではなくて、欲望の力強さだからだ。


    (中島健藏・「ボードレール全集・5」・河出書房)
    | その他(日記、お手紙等) | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
    赤裸の心・24
    相手に退屈でない限り、何人も自分自身について語る権利がある。


    (河上徹太郎・『ボードレール全集』・河出書房)
    | その他(日記、お手紙等) | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
    哀れなベルギー
    この国は、他のどんな国よりも、イエス=キリストは「偉大な人間」だった、自然は善いことしか教えない、どんな宗教でも、教義に先立って「普遍的道徳」があった、「人間は万能である」、そして蒸気・鉄道・ガス灯は「人類の永遠の進歩を証明する」、と信じる人間たちで満ち溢れている。

    何人も自由を理解せず、何人も自由を欲せず、何人も自由の欲求を感じない国において、人々は自由であり得るか、また、自由を制定することが何の役に立ちうるか。

    自分の部屋のカーテンの色に、決して仕事をしない理由を見出だす、怠け者がいる。

    ナミュールを訪れる人は少ない。旅行者がこの町をおろそかにするのは、もちろん、愚かな「旅行案内本」がこの町について語らないからだ。

    学校の教師や予備校の講師流の哲学。
    ぼくはこの哲学に接したときほど、信条というものの絶対的な愚かしさをよく理解したことは、かつてない。


    (阿部良雄・ボードレール全集・人文書院)
    | その他(日記、お手紙等) | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
    プーレ・マラシへのシャルル・メリヨンに関する手紙
    いつだって、精神にも神経にも、発狂するに必要なだけのものは備えていた私が発狂しなかったのは、一体どうした具合なのか。正直な話、天に向ってパリサイ人の祈りを捧げずにはいられませんでした。

    (『ボードレール全集』・人文書院)
    | その他(日記、お手紙等) | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
    赤裸の心 45
     愛とはなにか。
     自己から脱出しようとする欲求。
     人間は崇拝する動物である。
     崇拝するとは、自己を犠牲にし、自己を売淫に付することだ。
     だからすべての愛は売淫である。


    (矢内原伊作・『ボードレール全集』・人文書院)
    | その他(日記、お手紙等) | 22:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
    「パリの憂鬱」アルセーヌ・ウーセイへの献辞
    このような偶然の産物も、余人には恐らく誇りとするに足りるかもしれない。が、創造しようと意図したものを「正しく」なしとげることを、詩人の至上の幸福とみなす人間にとっては、己の無力を嘆ぜずにはいられないのである。


    (福永武彦・『パリの憂愁』・岩波文庫)
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    | その他(日記、お手紙等) | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
    ジュール・ジアナンへの公開状
    あなたは幸福でいます。私は、あなたがそんなにも簡単に幸福でいられることを気の毒に思います。

    デカダンス。この言葉は学識のない「インテリ」が使う非常に便利な、また曖昧な言葉です。
    この言葉の蔭に、精神の遅鈍な人間や法則ということに興味のない人間は隠れるのです。
    | その他(日記、お手紙等) | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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